ワンポイントヘルシートピック おいしく食べて健康生活 Vo.21
わたひき消化器内科クリニック 管理栄養士 綿引 眞躬

食生活で血圧コントロールを!
 血圧が高めの人は、高血圧で服薬などの治療を受けている人に比べて対策を怠りがち。実際、脳卒中の発症数は、中等症から重症の人より、血圧が高めの人に多いことが知られています。今すぐ食生活の見直しをしましょう。
血圧が高めな人の食生活のポイント 減塩&野菜・海藻で毎日を健康に!

食塩をひかえ、血圧を下げてくれる野菜や海藻を多くとる献立を。
クスリを飲まなくてもすむよう、高めの血圧を食生活でコントロールしましょう。
1) 味付き主食は週1回、麺類の汁は残して。
 丼もの、炊き込みごはん、カレーライス、チャーハン、ラーメン、うどんなどの味の付いた主食は週1回にして。麺類の汁は残すようにしましょう。
2) 汁物は1日1杯、魚の干物や漬物は週1回。
 和食の盲点は塩分が多くなりやすいこと。味噌汁、魚の干物、漬物、佃煮等塩分の多い食品は食べる量に注意を。
3) お酒はひかえめに、焼酎の梅割りは命とり。
 人気の焼酎の梅割りは梅干しの塩分でのどが渇き、酒量が増すため要注意。中性脂肪、γ-GTPの高い人は酒量は控えめにしましょう。
ミニニュース
 手軽に野菜がとれると多用される野菜ジュースですが、AERAによると、市販の野菜ジュースは、1日分の野菜摂取量を下回る量の栄養素しか含んでいないとのこと。殺菌処理と搾りかすに栄養をとられてしまってジュースに残らないためです。比較的よかったのは、カゴメの「野菜1日これ1本」、メグミルクの「飲むサラダ寒天プラス」でした。野菜ジュース愛飲家の皆さんは参考にしてください。
4) 野菜や海藻は毎日。カラフル野菜をしっかりと。
 野菜や海藻はカリウムが多く、カリウムは余分なナトリウム(塩分)を排泄してくれます。ホウレンソウ、春菊、ニラ、ブロッコリー、ピーマン、トマト、ニンジン、カボチャなど、緑黄色野菜を毎日100g以上とりましょう。
5) カリウム豊富な果物を毎日の食卓に乗せて。
 果物も積極的にとりたい食品のひとつ。バナナなら1本、リンゴなら半分、みかんなら2個までを目安に食べましょう。
6) お豆をまめにたべて血圧をコントロール。
 大豆製品は降圧作用のある大豆ペプチド、カリウムの補給源。献立を工夫して毎日とりましょう。
7) 脂の多い魚は、血圧を下げてくれます。
 まぐろ、はまち、さんま、いわしなど脂分の多い魚は血圧コントロールの強い味方。積極的に食べましょう。

参考資料:健康日本21リーフレットNO.4



発行/萩野原メディカル・コミュニティ